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【関東大学ラグビー】早大が帝京大を圧倒!1年生の田中健想が圧巻の5トライ「コンタクト通用した」

スポニチアネックス / 2024年11月3日 19時29分

<帝京大・早大>後半39分、田中健が独走してこの日5つ目のトライ(撮影・篠原岳夫)

 関東大学ラグビー対抗戦Aグループの2試合が東京・秩父宮ラグビー場で行われた。早大は、3連覇中の帝京大を48―17で破って開幕4連勝とした。WTB田中健想とSO服部亮太の1年生コンビが2人で計7トライの大活躍。帝京大は対抗戦4年ぶりの黒星を喫した。

 ルーキーの勢いが、王者を止めた。早大は、対抗戦と全国大学選手権をともに3連覇中の帝京大を相手に4トライ差の圧勝。8月のオープン戦に続いての帝京撃破に、大田尾竜彦監督は「何としても超えないといけない相手。自分たちのやることに集中してくれた」と胸を張った。

 田中健想は、前半20分で早くもハットトリックを達成。「たくさんお客さんが入っていると楽しくできる」と元気なプレーで秩父宮を大いに沸かせた。さらに、後半40分にはハーフライン付近から約50メートルを独走して圧巻の5トライ目を決めた。「この帝京戦を一つのターゲットとしていたので、結果が出てうれしい。コンタクトとか通用したと思った」と自信を深めた。

 田中健想は、桐蔭学園高出身で昨年度の花園優勝メンバー。大田尾監督からは「1年生ながら気負いせず本来の力を発揮できている」と評価を受けた。

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