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【関東大学ラグビー】ワセダ 34連勝中だった絶対王者・帝京大止めた 1年コンビで計7トライ

スポニチアネックス / 2024年11月4日 4時25分

後半、この日4つ目のトライを決める早大・田中健(撮影・篠原岳夫)

 ◇関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ 早大48―17帝京大(2024年11月3日 秩父宮)

 対抗戦の2試合が行われ、早大が3連覇中の帝京大を48―17で破って開幕4連勝とした。WTB田中健想とSO服部亮太の1年生コンビが2人で計7トライの大活躍。帝京大は対抗戦4年ぶりの黒星で全国大学選手権と合わせた連勝が34で止まった。明大は筑波大を31―0で下し、開幕5連勝の勝ち点30で単独首位に立った。

 ルーキーの勢いが、王者を止めた。早大は、対抗戦と全国大学選手権をともに3連覇中の帝京大を相手に4トライ差の圧勝。8月のオープン戦に続いての帝京大撃破に、大田尾竜彦監督は「何としても超えないといけない相手。自分たちのやることに集中してくれた」と胸を張った。

 田中健は前半21分で早くもハットトリックを達成。「たくさんお客さんが入っていると楽しくできる」と元気なプレーで秩父宮を沸かせた。後半40分には約50メートルを独走して圧巻の5トライ目を決めた。

 服部も華麗なステップで2トライを決め「照準を合わせていた相手に勝てたのは自信になった」と胸を張った。(前川 晋作)

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