DeNA・桑原 最多タイ9打点でMVP 連敗のチームに気合注入後4連勝…バットでハートで日本一立役者
スポニチアネックス / 2024年11月4日 5時32分
◇SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA11―2ソフトバンク(2024年11月3日 横浜)
やっと終わった。DeNA・桑原は、左翼から駆け寄ってきた筒香に飛びついた。「ずっと気を張り詰めていたので、本当にきれいな夜空が見られて良かった」。お立ち台で、26年ぶりの日本一をかみしめた。
初回、遊撃内野安打では一塁にヘッドスライディング。1点を先制した直後の2回2死二、三塁では左前に2点打を運んだ。この一打で10月27日の第2戦から5試合連続打点で日本シリーズ新記録。4回には左前打で猛打賞。5回には押し出し四球を選び、1イニング7得点の猛攻に絡んだ。計9打点は6試合シリーズの最多タイ記録となり「もう1点、もう1点と強い気持ちを持ち、後ろにつなげようと打席に入りました」と笑顔。「MVP発表を待つ心境は?」という問いには「まあ、俺だろうって思ってました」と語って笑いを誘った。
グラウンド外でもMVPの働きを見せていた。本拠地で開幕2連敗を喫した試合後、選手ミーティングでナインに「全員で気持ちで立ち向かっていこう」と言葉をかけた。気持ちで負けている。そう感じたからこそ、思いをぶつけた。
7年前、同じソフトバンクを相手に2勝4敗で敗退。全試合で1番に座ったが、26打数4安打1打点、打率.154とチームを勢いづけることができなかった。13年目の今季は、全6試合で安打を放ち、計27打数12安打9打点、打率.444。自らが先頭に立って打線をけん引した。
試合前の一塁ベンチ。雄叫びを上げながら、ナインを鼓舞するおなじみの光景があった。吠え続けた6試合。好守も光った6試合。31歳の1番打者が、日本一の立役者だった。(川島 毅洋)
≪5試合連続打点はシリーズ新記録≫1番に座った桑原(D)が打率.444、9打点でMVP。全試合先発1番のシリーズMVPは、昨年の近本(神)に続き7人目。チームでは大洋時代の60年近藤昭仁に次ぎ64年ぶり2人目だ。第2戦からは5試合連続打点。1シリーズの連続試合打点としては04年アレックス、井上一樹(ともに中)まで過去12人の4試合を抜くシリーズ新記録。また、今シリーズの9打点は66年長嶋茂雄(巨)、85年バース(神)に並ぶ6試合シリーズの最多記録で、チームでは98年MVPの鈴木尚典(当時横浜)の8打点を上回る最多打点になった。
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