オリ・宮城 「12球団最速決定」 来季開幕投手に 「ちょっと驚きましたけど、自覚と責任を持って」
スポニチアネックス / 2024年11月4日 5時1分
「12球団最速決定」だ。オリックスの宮城大弥投手(23)が3日、来季の開幕投手を務めることが決まった。岸田監督が同日、大阪・舞洲の球団施設で通達。新体制の船出のマウンドは、エース左腕に託された。
「ちょっと驚きましたけど、自覚と責任を持ってオフから取り組みたい。“任せるよ”という一言が凄くうれしいですし、期待に応えられるようにやりたいと思います」
まだ、秋季キャンプ開始前。過去には22年9月28日のシーズン最終戦後に日本ハム・新庄監督が加藤貴を開幕投手に指名したこともあるが、極めて異例の早期公表となった。
伏線は、宮城が先発した今季最終戦の10月6日楽天戦だ。規定投球回数と最優秀防御率が懸かっていた試合で6回まで1失点。あと1回1/3で規定到達、2回1/3を自責0で抑えればタイトルも付いてきたが、8―1の7回の攻撃中に降雨コールドが決まり「悲運の完投勝利」となった。人目をはばからず涙した左腕は、やるせない気持ちを抱えたままシーズンを終えた。
実力的には2年連続開幕投手の大本命。ならば、一日でも早く通達し、すっきりした気持ちで来季へ準備してほしい――。投手コーチ時代から見てきた岸田監督の“親心”からくる早期公表だった。
「早く準備してもらうために、心も全部。やってくれると信じています」
今季の中嶋前監督は、開幕前日に宮城が予告先発されるまで公表せず。対照的な形となったが、今や誰もが認めるエース。「任せられたからには勝ちにこだわってやりたい」と目線を来季へ向けた。(山添 晴治)
▽近年の開幕投手スピード指名
★金子千尋(オ)14年10月14日、CSファーストS敗退後の全体ミーティングで森脇監督から指名を受けた。14年開幕投手指名の13年11月16日を大幅に更新したが、同年オフに右肘を手術。リハビリのため登板を回避した。
★メッセンジャー(神)再契約前の16年10月14日に金本監督から「ほぼメッセ」とフライング指名。翌17年も11月23日に「アクシデントがない限り、いわゆるレギュラー」と全幅の信頼で指名された。
★加藤貴之(日)22年、札幌ドーム最終戦の9月28日ロッテ戦終了後のセレモニーで新庄監督が電撃発表した。「(指名に)うそでしょって言われたけど、最後はやりますっていう顔をしていた」
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【オリックス】宮城大弥、12球団最速の開幕投手発表 岸田護監督就任から1か月で出た「マモさんマジック」
スポーツ報知 / 2024年11月4日 5時0分
-
【オリックス】23歳エースが5年目にして初めて秋季キャンプを“卒業” 独り立ちの秋に「やることは変わらない」
スポーツ報知 / 2024年11月3日 5時0分
-
広島ドラ2 富士大・佐藤 球団左腕初新人王狙う!「目指す価値はある」 22歳の誕生日に飛躍誓った
スポニチアネックス / 2024年11月2日 5時47分
-
プロ野球ドラフト会議 道内10選手指名に沸く 新庄監督続投表明
テレビ北海道 / 2024年10月25日 17時20分
-
“クジ引き解禁”藤川阪神vs旧エース流出濃厚の阿部巨人…今秋ドラ1No.1左腕めぐりガチンコ勝負
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月17日 11時32分
ランキング
-
1大谷翔平「ナ・リーグ本塁打王獲得」を栗山英樹氏は開幕前に予想していた?1年前の“衝撃予想”が話題に
日刊SPA! / 2024年11月5日 15時50分
-
2鷹の23人戦力外は「宝の山やぞ」 2軍最優秀防御率やOPS.985に「獲得動いた方がいい」
Full-Count / 2024年11月5日 11時45分
-
3「ドジャースはケチるのやめて」 世界一に貢献した33発主砲への“減俸提示”に米落胆「これは変」
THE ANSWER / 2024年11月5日 9時55分
-
4和田毅は「まだできそうなのに」 43歳の決断…電撃引退にX悲鳴「嘘と言ってくれ」
Full-Count / 2024年11月5日 10時45分
-
5巨人戦力外・高橋優貴は「パ・リーグ向き」 球界OBが明言する理由...「日本ハム以外は必要」
J-CASTニュース / 2024年11月5日 17時7分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください