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横浜が17年ぶりの関東制覇 健大高崎とのタイブレークの死闘制す エース左腕・奥村頼人が好救援

スポニチアネックス / 2024年11月4日 13時6分

<横浜・健大高崎>サヨナラ勝ちで優勝を決め喜ぶ横浜ナイン(撮影・村井 樹)

 ◇高校野球秋季関東大会 決勝 横浜4―3健大高崎(2024年11月4日 保土ケ谷)

 横浜(神奈川1位)が延長10回タイブレークの末に健大高崎(群馬1位)にサヨナラ勝ちして07年以来、17年ぶり4度目の優勝を決めた。

 横浜は2点を追う8回に為永皓内野手(2年)、奥村凌大内野手(2年)の連続適時二塁打で同点。準決勝で2年生では歴代最速158キロを計測した先発右腕・石垣元気投手(2年)をマウンドから引きずり下ろした。無失点に抑えた延長10回は1死二、三塁から奥村凌が右翼前にポトリと落ちる執念の適時打で劇的勝利を決めると、ホームベース上で歓喜の輪ができた。

 投げては「5番・左翼」で出場したエース左腕・奥村頼人投手(2年)が8回から3番手としてマウンドへ。無死一、二塁から始まる延長10回を無失点に封じるなど3回1安打無失点と好投してサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 健大高崎は初回に先制、7回には2点を勝ち越すなど終始リードして試合を進めたが、地元開催の横浜の粘りに屈し、4年ぶり3度目の優勝とはならなかった。

 優勝した横浜は明治神宮大会(20日開幕、神宮)への出場権も獲得した。

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