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東洋大姫路17年ぶり近畿V 前履正社・岡田監督が就任3年目で母校再建、プロ注目・阪下は1失点完投

スポニチアネックス / 2024年11月4日 14時9分

<東洋大姫路・智弁和歌山>優勝を決めてマウンドに集まる東洋大姫路ナイン(撮影・河合 洋介)

 ◇秋季高校野球近畿大会決勝 東洋大姫路5―1智弁和歌山(2024年11月4日 ほっと神戸)

 東洋大姫路が智弁和歌山との決勝を5―1で制した。07年以来17年ぶりの優勝で、明治神宮野球大会(11月20~25日)の出場権を得た。兵庫県勢の優勝は、09年神戸国際大付以来15年ぶりとなった。

 プロ注目の最速147キロ右腕・阪下漣(2年)が好投で優勝に導いた。4回2死一、三塁からの適時内野安打が今大会初失点。打線の援護を受けて軽快に凡打を積み重ねた。

 打線は3回に3安打4得点と打者一巡の猛攻で先制に成功。大型右腕が並ぶ相手打線に襲いかかった。

 履正社(大阪)前監督の岡田龍生監督が22年4月に就任。母校を率いて3年目で神宮切符を手にした。

 ◇阪下 漣(さかした・れん)2007年(平19)7月5日生まれ、兵庫県西宮市出身の17歳。小2から浜脇タイガースで野球を始めて投手などを務める。中学では西宮ボーイズに所属。東洋大姫路では1年春から背番号20でベンチ入りし、1年秋から背番号1。遠投100メートル。1メートル83、86キロ。右投げ右打ち。 

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