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トヨタ自動車 新人右腕の後藤凌寿が最速155キロをマーク 150キロ超え連発で2回無安打無失点

スポニチアネックス / 2024年11月4日 14時21分

<トヨタ・NTT東日本>7回、2番手で登板するトヨタ・後藤(撮影・後藤 正志)

 ◇第49回社会人野球日本選手権2回戦 トヨタ自動車9―1NTT東日本(2024年11月4日 京セラD)

 トヨタ自動車がNTT東日本との強豪対決を制し、8強一番乗りを果たした。新人右腕の後藤凌寿投手(22)は7回から登板し、2回を無安打無失点、1奪三振。自己最速を3キロも更新する155キロを2度計測するなど、全24球のうち150キロ超えは11球を数える圧巻の投球を披露した。

 「いい状態のまま大会を迎えることができていると思います」

 四日市商(三重)、東北福祉大を経て入社1年目。今夏の都市対抗2回戦・三菱重工West戦で2大大会初登板を果たすと、9月には中国で開催されたU23W杯に侍ジャパンの一員として出場した。今夏以降は川尻一旗投手コーチの指導のもと、投球フォームを修正。2段モーションの際に「タメ」をつくることで、体の開きの早さをなくし、持ち味である直球の精度が向上した。

 「手応えのある投球ができたと思います」。2大会ぶり7度目の優勝へ向け、楽しみな新戦力が台頭した。

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