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【関西大学ラグビー】立命大WTB御池蓮二 3連続トライで今季初白星に貢献「みんながボールを…」

スポニチアネックス / 2024年11月4日 15時19分

<立命大・同大> 前半、トライを決める立命大・御池 (撮影・亀井 直樹)

 ◇ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第5節 立命大38―22同大(2024年11月4日 たけびしスタジアム京都)

 第5節が行われ、昨季5位の立命大は昨季最下位の同大に38―22で勝利し、今季初白星を挙げた。同大は開幕5連敗となった。

 前半9分から立命大WTB御池蓮二(3年=東海大大阪仰星)が3連続トライ。その後は同大に主導権を握られる時間もありながら、一度もリードを許すことなく勝ちきった。

 1年時から不動の存在でもある御池は、ケガ人の影響もあって序盤戦はFBで出場を続けていたが、この日は本職のWTBで結果を残した。チームに流れをもたらしたハットトリックに関して「FWとバックスが体を当ててくれたからスペースができた。良い感じでみんながボールを渡してくれた」と仲間に感謝した。

 東海大大阪仰星3年時の夏は全国高校7人制大会で優勝して大会MVPに選出され、冬の花園制覇にも貢献した御池。ただ、両親の通った立命大に進んでからはチームとして結果を出せず、今季も開幕4連敗で目標に掲げていた大学選手権出場の可能性が前節で消滅した。

 「大学に入ってからは悔しいことしかないんですけど、でも、これが絶対に良い経験になると思って、目の前のことを大事にしています。自分が今できることをやる。周り(の大学生など)がどれだけ活躍しようが、僕は立命館大学のチームの一員なので。そこでやるべきことをしっかりやっていくということを、この大学で教えられました」

 関西屈指のトライゲッターはジャパンへの思いも強く、昨年12月には日本代表を率いるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチが参加するラグビークリニック&シンポジウムに足を運び、質問コーナーでは「どうすれば僕は日本代表になれますか?」と直球質問した。「27年のW杯出場」を大きな目標に掲げながらも、現在は関西大学ラグビーAリーグを戦う日々。残り2試合に全力を注ぐ。

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