カーショーがFAに！選手オプション辞退もドジャースと新契約結ぶためか 米メディア報道

地区シリーズ中にロバーツ監督（右）と話すドジャース・カーショー（AP）

　ドジャースで通算212勝を挙げているレジェンド左腕のクレイトン・カーショー投手（36）が4日（日本時間5日）、選手オプションを断り、FAになったと「ロサンゼルス・タイムズ」など複数の米メディアが報じた。

　同メディアによると、カーショーは来季、約500万ドル（約7億6000万円）の選手オプションがあったが辞退。FA選手になったという。

　ただ、ワールドチャンピオンのセレモニーで「生涯ドジャース」を宣言しており、25年シーズンに球団側と新たな契約を結ぶ可能性を指摘した。

　昨冬に結んだ現在の契約では、来シーズン年俸は1000万ドル（約15億円）が保証され、インセンティブに応じ最大2500万ドル（約38億円）を稼ぐことができたという。新たな契約を結ぶことで給与の再構築や25年シーズン以降も現役を続けたい場合の将来的なオプションを付け加えられるとも記した。

　昨オフ、左肩を手術したカーショーは7月に復帰。その後も相次ぐケガに悩まされ、今季は登板7試合にとどまり2勝1敗、防御率4・03だった。

　オフに入り、左足の裏と親指、左膝半月板の修復手術を受けることを明かしている。