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Honda・福島由登コーチ兼投手が1回を1安打無失点に封じ8強進出 大阪桐蔭では楽天・浅村と同級生

スポニチアネックス / 2024年11月5日 18時56分

<Honda・JR西日本>7回、2番手で登板したHonda・福島(撮影・後藤 大輝)

 ◇第49回社会人野球日本選手権2回戦 Honda5―0JR西日本(2024年11月5日 京セラドーム)

 HondaがJR西日本に快勝して、2大会連続となる8強進出を決めた。入社12年目のベテラン右腕・福島由登投手(34)は7回から2番手として救援し、1回を1安打無失点。ストライク先行のテンポ良い投球で、零封リレーを演出した。

 「点数もあったのでストライク先行で投げようと。いつも通りにできたと思います」

 今季から新たに兼任コーチの肩書きが加わった。木村龍治投手コーチがいるため、プレーヤーとしてに重きを置くが、後輩たちの練習やブルペン投球に目を凝らすようになった。

 「技術が直接的に変わったということはないですが、周りがよく見えるようにはなったかなと思います。投手だけじゃなく、内野手にも声をかけるようにはしています」

 大阪桐蔭のエーとして2008年夏の甲子園で優勝した。その時、同級生で「1番・遊撃」だったのが楽天・浅村。福島は「すごく励みになる」と語る。Hondaに入社後は、2020年都市対抗で守護神として優勝に貢献した。

 「本当は僕が投げないことがチームとしては良い方向に向かっていると思う。でも、投げる時は苦しい場面になると思うので、そこでしっかり結果を残せる準備を怠らないようにしたい」

 所属が昨年までの埼玉県から東京都に変更となった今季は都市対抗本戦出場を逃した。悔しい思いを糧に、1985年以来となる日本選手権優勝を目指す。

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