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川崎Fが中国王者の上海海港に快勝 鬼木監督退任発表後の初勝利で2勝2敗の五分

スポニチアネックス / 2024年11月5日 21時5分

<ACL 川崎F・上海海港>前半、ゴールを決め喜ぶ川崎F・瀬川(左)(撮影・西海健太郎)

 ◇アジア・チャンピオンズリーグ・エリート東地区1次リーグ第4戦  川崎F3―1上海海港(2024年11月5日 UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu)

 川崎Fが今季中国リーグを連覇した上海海港を3―1で下し、3試合ぶりの勝利で2勝2敗の五分に戻した。前半12分にDF三浦颯太が左サイドをえぐって折り返すと、MF家長昭博がこぼれ球を右足ボレーで蹴り込んで先制。1分後にはFWエリソンが放ったシュートのこぼれ球をMF瀬川祐輔が右足で蹴り込んだ。さらに後半33分にはカウンターからエリソンがボールをキープして左から折り返し、DFファンウェルメスケルケン際が追加点。3―0で前半を折り返した。

 今大会は白星スタートを切ったものの、前節までの2連敗で勝ち点は3。東地区12チーム中10位と苦戦していた。8位までが決勝トーナメントに進む中で鬼木監督は前日会見で「置かれている立場では勝ち点3が必要。選手、サポーターとともに何が何でも勝ち取りたい」と訴えていた。

 後半は追加点こそ奪えなかったものの、相手の反撃を1点に抑えて3―1で逃げ切った。10月16日に鬼木監督の今季限りでの退任が発表されてからは公式戦は1分け2敗と苦戦続きだったが、4戦目で初めて白星を挙げ、1次リーグ突破に向けて息を吹き返した。

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