川崎F・鬼木監督 退任発表後、公式戦4戦目で初勝利「いい形で来年に」使命感口にする

＜ACL　川崎F・上海海港＞前半、鬼木監督の巨大フラッグを背に試合に臨む川崎F・丸山（右）（撮影・西海健太郎）

　◇ACLE　1次リーグ　川崎F3－1上海海港（2024年11月5日　U等々力）

　東地区の1次リーグ第4戦が5日に行われ、川崎Fはホームで上海海港（中国）に3―1で快勝。2勝2敗となった。

　3戦ぶりに勝利をつかんだ。先制から1分後の前半13分に瀬川がこぼれ球を押し込む追加点。同33分には相手選手を引きつけて左からの折り返しをスルーして3点目を呼び込んだ。

　今季はサイドバックでの起用もあったが、この日は「一番生き生きプレーできるポジション」という2トップで躍動した。

　鬼木監督は今季限りでの退任発表後、公式戦4戦目で初勝利。「いい形で来年につなげないといけないという使命感がある」と息をついた。