元総合格闘家でプロボクシング元日本1位の三浦広光さん死去 43歳 急性白血病発覚から1カ月で

21年12月、ブレイキングダウンで元時津風親方の坂本正博（左）に勝利した三浦広光さん（右）

　プロボクシング元日本スーパーミドル級1位で元総合格闘家の三浦広光さんが10月26日に亡くなっていたことが明らかになった。家族一同が三浦さんの公式SNSで5日付で公表した。43歳だった。

　公式SNSの「三浦広光に関しての大切なご報告」によると、三浦さんは9月中旬に急性白血病が発覚。闘病中だったが、10月26日に急逝し、葬儀は近親者のみで執り行ったという。

　三浦さんは04年に総合格闘技のパンクラスでデビュー。帝拳ジムで09年にプロボクシングに転向し、10年4月の米ラスベガスでのデビューから9連勝（4KO）で迎えた12年10月、東洋太平洋スーパーミドル級王者・清田祐三に6回TKO負けした。

　ボクシングを引退し、15年にリングスで総合格闘技復帰。16年にパンクラスのウエルター級でキング・オブ・パンクラシストとなった。21年9月には格闘イベントのブレイキングダウンで大相撲・元時津風親方（元幕内時津海）の坂本正博に判定勝ち。同年12月にパンクラスで引退式を行っていた。