中田敦彦 自民惨敗で「消費税は?」「手取り増える?」解説 「全国民に聞いてほしい」「理解した」
スポニチアネックス / 2024年11月6日 11時20分
お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」中田敦彦(42)が、6日までにYouTubeチャンネルを更新。10月27日投開票の衆院選の結果について解説した。
動画の中で中田は、7議席から28議席に大幅に議席を伸ばした国民民主党に注目し「減税路線・積極財政路線」だと解説。一方で、野党第一党として議席を伸ばした立憲民主党の野田佳彦氏は「増税路線」だといい、自民・石破総裁も「増税路線」と説明。「高市さんは“税金上げたらあきまへん”と言っていた、積極財政派。石破さんはどちらかというと緊縮財政派…どっちが正しいかは、ご自身で判断をしてください」と呼びかけた。
その上で「石破さん、税金上げそう。野田さん、税金上げそう。(維新の)馬場さん、万博でお金を使っている。そうなんです。お金に関して、国民に最もジャストフィットするお話をしていたのは、国民民主党なんですよ」と力説。国民民主党の「手取りを増やす、消費税を5パーセントに減税」という主張を取り上げ「自民立憲と距離を取ったのが刺さった」と、議席を伸ばした要因を分析した。
一方で、共産党が10議席から8議席に減らしたことについては「裏金のスクープを出したのは赤旗。どういうこと?不正暴いて2議席減。かわいそうすぎる」とコメント。「共産主義が盛り上がっていた世代がだいぶご高齢なんですよ。われわれには、いにしえの話」と敗因を分析した。
その上で、今回の選挙は「自民党への危機感が一番大きなポイントだった」といい、「立憲民主党は、経済に対する考え方が自民党とそんなに離れていない。野党第一党なのに近い。立憲が取り切れなかった理由」と指摘。「自民と真逆のことを言っている消費税減税やそういったところに票が集まった」とし、「反自民党感・お金に苦しんでいる。それが今の国民ですよ。税金上げないで、助けて・国民の生活が今厳しい。それが、野党の中で明暗を分けた」と解説した。
現状は「12議席だけくれれば、自公は過半数を取れる」状態だといい、「国民民主が28議席、維新が38議席」で、キャスティングボードを握っているという。過去に閣外協力があった1996年の「自社さ連立政権」を例に挙げ、この当時も「12議席足りなかった」と回顧。現在も「絶対に無所属12人をかき集めている」と分析した。
だが、過去と異なるのは半年後に参議院選を控えていることで「じっくりとかき集めている場合ではない」と、今後「石破おろし」が本格化すると予測。「石破さんを参院選前におろして、衆参同時選挙というのもあり得るかもしれない。そんなシナリオだってある」とした。
石破総裁が公認しなかった“安倍派5人衆”(高木毅氏、松野博一氏、萩生田光一氏、西村康稔氏、世耕弘成氏)のうち4人が当選したことで「石破さんを許すだろうか?」と指摘。これらを踏まえて、「今後のポイント」として「閣外協力や引き抜きで過半数に舞い戻る時間はあるのか」「それともその前に違う総理にすげ替えられるのか」「野党は連携できるのか」の3点をピックアップ。「国民民主や維新は、立憲を神輿に担いでの政権奪取なんかじゃなくて、個別のキャスティングボードを握るための交渉をうまくやりきること。1個でも2個でも要望をねじこんで自分たちの条件を通すんだ。これが維新や国民民主の考え」とした。
この状況を鑑みて「野党と与党の内と外の攻防戦がダブルでここから参院選に向けて苛烈に進んでいく」と予測。その上で、「希望に思っていいのは、国民の声は政治を動かすんだという空気が生まれつつあること」と主張した。
中田は「自民1強の十数年が終わるかもしれない。けど、これだという野党は見出されていない。国民の期待を受けて躍進を受けた党は野党の3、4番手でしかない。日本はどうすればうまくいくんだ?野党は政権を担うだけの力があるのか?非常に厳しい目線で、政治家の一挙手一投足に対してイエスやノーをつき続けるのが国民の仕事」と呼びかけ、「面白くなってきました。今、日本の政治は面白くなってきております」と笑みを浮かべた。
この投稿には「国民民主が伸びたのは現役世代の本音の表れだと思います。本来あるべき姿なんだけど、選挙後にすぐ政策議論が進んでて公約って実現されるの…?って国民に思わせ、政治に興味を持つ人を増やした玉木さんの功績は大きい」「初の選挙で国民民主党に投票しました。よく反自民の受け皿と言われるますが、私自身は“反自民”や“政権交代”という意識は全くなく、ただ単純に公約に共感して投票しました。おそらく国民民主党の支持者にはそのような考えの人が多かったように思います」「めちゃくちゃ面白い!!国民の皆さん、投票率を上げましょう!」「手取りが増えて皆が少しでも豊かな暮らしを実現しましょう」「順序立てて説明してくれたので、とても分かりやすかったです!」「緊縮財政を主張している人達が税金無駄使いとか裏金問題起こしてるのが1番気に食わない…国民のこと舐めすぎや」「どこよりも誰よりもわかりやすい中田さんのYouTube。本当に勉強になる」「全国民、特に学生に聴いて欲しい内容です」と、さまざまなコメントが寄せられた。
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