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白鴎大の来秋ドラフト候補左腕・松永大輝が3安打完封 昨年は大学日本代表候補にも選出

スポニチアネックス / 2024年11月6日 16時34分

横浜市長杯<白鴎大・帝京大>7回を抑え笑顔を見せる白鴎大・松永(撮影・五島佑一郎)

 ◇関東地区大学野球選手権 1回戦 白鴎大2―0帝京大(2024年11月6日 横浜)

 来秋ドラフト候補の白鴎大の最速148キロ左腕・松永大輝投手(3年=東海大菅生)が3安打完封で初戦突破に導いた。11三振も奪ったが「完封はうれしかったが、ボールが多すぎましたね」と6四球を与えた制球の反省も忘れなかった。

 頭脳的な采配で帝京大打線を手玉に取った。中盤まではキレのある直球で押す強気の投球で5回までに与えた安打はわずか1本。直球を印象付けた後半は一転、得意のチェンジアップを多投して三振の山を築き「序盤と後半で配球を変えたのが良かった」と胸を張った。

 昨年は全日本大学野球選手権でベスト4へ導くと、その後の大学日本代表候補合宿にも参加。桐蔭横浜大から楽天にドラフト1位で進んだ古謝とのキャッチボールが忘れられず「ジャンプして捕れると思った球がそれ以上に伸びて捕れませんでした。伸びが違うなと。タイプは違うが、どうしたら球が速くなるかなどを聞きました」と笑顔で当時を思い返した。

 自身も同じプロに進むことを目標にしており「スカウトも見に来ていたことは知っていたのでいいアピールになっていれば」。まずはチームを明治神宮大会へ導くため「次もしっかり投げたいです」と覚悟を示した。

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