日本ハム田中正義がソフトバンク時代の師匠・和田魂で「タフ」になる
スポニチアネックス / 2024年11月7日 6時1分
日本ハム・田中正義投手(30)が6日、本拠地で行われている秋季キャンプに参加し、前日に今季限りでの現役引退を表明した古巣・ソフトバンクの和田毅投手(43)への思いを語った。自身が1年目のオフに合同自主トレを行った“師匠”のような存在。移籍2年目の今季は2年連続20セーブを挙げた右腕は来季のテーマに「タフ」を掲げ、和田の魂を継承して守護神としてフル回転する決意を示した。
大先輩の左腕は、自身の指針だった。田中正にとって、和田の野球に対する真摯(しんし)な姿勢は模範そのもの。22年まで所属した古巣でともに時間を過ごした日米通算165勝のレジェンドの魂を受け継ぎ、移籍3年目の来季も守護神として腕を振り続ける。
「考え方や体の使い方もそうだし、今の僕の野球選手としての核、基礎をつくっていただいた方。一生追いつくことはできないけど、和田さんの姿勢は野球が終わるまで追い求めなければいけない」
右肩の違和感などで1軍登板はできなかった1年目を終えたオフ。和田から声をかけられ、合同自主トレを行い、心身ともに多くの学びを得た。ソフトバンク最終年だった22年のある試合では、先発しながら内容に納得できない和田が試合後も球場に残ってネットスローを繰り返す姿を見た。その光景は今も目に焼き付く。「それを見たときに、言葉にならなかった」と、自身の目指すべき姿だと再認識した。
来季のテーマには「タフ」を掲げる。今季は球団では14、15年の増井浩俊以来9年ぶりの2年連続20セーブをマーク。それでも、不調で2軍落ちも経験し「1年間、フルで投げ続けたいのが一番。どんな状況、どんな場面だろうがケガをせずに投げ続けるタフネスさをテーマにしたい」と力を込め、60試合登板を目標に見据える。
和田も43歳まで現役で投げ続けた“タフさ”を持ち合わせた。「今までもずっと(和田の)考えを軸に頑張ってきた。僕は僕なりに一生懸命やりたい」と田中正。北海道で投げ続け、先輩左腕に活躍する姿を届ける。(田中 健人)
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