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西武育成7位の旭川志峯ウメビンユオが「万波超え」目指す

スポニチアネックス / 2024年11月7日 6時1分

水沢スカウト(左)から指名あいさつを受けたウメビンユオ

 ドラフト会議で西武から育成7位指名された旭川志峯・ウメビンユオ・オケム明外野手(18)が6日、旭川市内の同校で指名あいさつを受けた。身体能力抜群の外野手は「万波さん超えを目指したい。走攻守そろった隙のない選手になりたい」と意気込んだ。

 魅力を感じているのは、万波の肩とパワーだ。試合やYouTubeをチェックし、「守備を見ている。肩が凄く強い。憧れます」と話す。1メートル84、77キロの恵まれた体に、遠投100メートルの肩と50メートル6秒ジャストの足をフルに生かし、憧れの存在に近づく。

 「スケールの大きい選手になってもらえたら」と期待する水沢スカウトも、縁を感じている。かつてプライベートで偶然、冬の旭川の室内練習場で当時小学4、5年生だったウメビンユオと石田充冴投手(北星学園大付、巨人4位指名)の練習を見たことがあった。当時は2人でバッテリーを組んでいた。時を経て、「2人がプロ野球選手になった。凄くうれしいですよ」と水沢スカウト。ウメビンユオも「小学校の頃は啓明“ライオンズ”というチームだった。ちょっと不思議な感じ、個人的にはうれしい」と表情を和ませた。

 前身の旭川大高時代に育成ドラフトで指名された沼田翔平投手と持丸泰輝捕手はともに支配下となった。前身を含めて7人目、現校名初のプロとなるウメビンユオは「早い段階でいけるのが一番いい」と早期の支配下を目指す。(竹内 敦子)

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