欧州CL決勝T進出の行方は…リバプールのみ開幕4連勝も上位争い大混戦 前節首位アストンビラが8位転落

レーバークーゼン撃破で欧州CL開幕4連勝を飾り、ファンの声援に応えるリバプールのスロット監督（AP）

　欧州チャンピオンズリーグ（CL）は6日、1次リーグ第4節残りの9試合が行われ、アストンビラ（イングランド）が敵地クラブ・ブリュージュ（ベルギー）戦に敗れ初黒星。3勝1敗で前節首位から8位へと転落。前日勝利したリバプール（イングランド）が唯一の開幕4連勝を飾り首位に浮上した。

　新方式となった欧州CLはリバプールのみが開幕4連勝。昨シーズンまでなら勝ち点12あれば1次リーグ突破が決まる可能性もあったが、決勝トーナメント直接進出となる上位8位争いはいまだに混戦模様。1敗で大きく順位が下がる状況となっており、前節首位のアストンビラも今節の結果を受け一気に8位へ転落。9位アタランタも首位とは勝ち点4差。残り4試合を残し、好調リバプールであっても気の抜けない展開が続く。

　折り返し時点で2位に浮上したのはMF守田所属のスポルティング（ポルトガル）。MF南野所属のモナコ（フランス）も3位浮上と大健闘。大会前は“下馬評”の低かったブレスト（フランス）も4位と躍進。初戦でまさかの黒星発進となったバルセロナ（スペイン）は3連勝と立て直し、決勝トーナメント“ストレートイン圏内”となる6位に浮上した。

　一方、ライプチヒ（ドイツ）が開幕4連敗で32位と低迷。昨季ベスト4のパリSGも1勝1分け2敗と出遅れ、プレーオフ圏外となる25位に転落。このまま1次リーグで姿を消してしまう可能性も出てきた。

　▼欧州CL　今大会から出場チームが「36」に拡大。1次リーグは異なる8チームとホーム＆アウェーで4試合ずつ戦う。成績上位8チームが決勝トーナメントに直接進出し、9位～24位はホーム＆アウェー方式のプレーオフで残る8枠を争う。25位以下は敗退となる。

＜欧州CL1次リーグ順位表＞

1位リバプール　勝点12　得失点+9（得点10）

2位スポルティング　勝点10　得失点+7（得点9）

3位モナコ　勝点10　得失点+6（得点10）

4位ブレスト　勝点10　得失点+6（得点9）

5位インテル・ミラノ　勝点10　得失点+6（得点6）

6位バルセロナ　勝点9　得失点+10（得点15）

7位ドルトムント　勝点9　得失点+7（得点13）

8位アストンビラ　勝点9　得失点+5（得点6）

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９位アタランタ　勝点8　得失点+5（得点5）

10位マンチェスターC　勝点7　得失点+6（得点10）

11位ユベントス　勝点7　得失点+2（得点7）

12位アーセナル　勝点7　得失点+2（得点3）

13位レーバークーゼン　勝点7　得失点+1（得点6）

14位リール　勝点7　得失点+1（得点5）

15位セルティック　勝点7　得失点0（得点9）

16位Dザグレブ　勝点7　得失点－2（得点10）

17位Bミュンヘン　勝点6　得失点+4（得点11）

18位Rマドリード　勝点6　得失点+2（得点9）

19位ベンフィカ　勝点6　得失点+2（得点7）

20位ACミラン　勝点6　得失点+1（得点7）

21位フェイエノールト　勝点6　得失点－3（得点7）

22位クラブ・ブリュージュ　勝点6　得失点－3（得点3）

23位Aマドリード　勝点6　得失点－4（得点5）

24位PSV　勝点5　得失点+2（得点7）

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25位パリSG　勝点4　得失点－2（得点3）

26位Sプラハ　勝点4　得失点－3（得点5）

27位シュツットガルト　勝点4　得失点－3（得点3）

28位シャフタール・ドネツク　勝点4　得失点－3（得点2）

29位ジローナ　勝点3　得失点－4（得点4）

30位ザルツブルク　勝点3　得失点－7（得点3）

31位ボローニャ　勝点1　得失点－5（得点0）

32位ライプチヒ　勝点0　得失点－5（得点4）

33位シュトルムグラーツ　勝点0　得失点－5（得点1）

34位ヤングボーイズ　勝点0　得失点－10（得点1）

35位レッドスター　勝点０　得失点－12（得点4）

36位スロバン・ブラチスラバ　勝点0　得失点－13（得点2）