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来秋ドラフト候補の創価大・立石正広が逆転3ランで神宮大会に王手 延長タイブレークの激闘制す

スポニチアネックス / 2024年11月7日 12時59分

<創価大・中央学院大>7回、逆転3ランを放った創価大・立石(右)(撮影・村井 樹)

 ◇関東地区大学野球選手権 準々決勝 創価大 7―6 中央学院大(2024年11月7日 横浜)

 来秋ドラフト候補で大学日本代表の創価大・立石正広内野手(3年=高川学園)が一時逆転3ランを含む2安打3打点と活躍。延長10回タイブレークの末にサヨナラ勝ちも決め「4年生のためにと思って戦っていたのでまずは良かった」と振り返った。

 期待に応える。これこそ主砲だ。1点を追う7回2死一、三塁で打席が巡ってきた立石。ベンチもスタンドも願いを託したバットでチームを救った。内角直球を振り抜くと打球は左翼席中段に着弾。「詰まったが思ったより飛んでくれて良かった」。表情一つ崩さずダイヤモンドを一周したが、仲間が満面の笑みで迎えると自然と頬が緩んだ。

 すでに来秋ドラフト候補として注目される右の大砲で今年は大学日本代表にも選出された。打撃練習中にはロッテから1位指名を受けた青学大・西川史礁外野手(4年=龍谷大平安)らが熱視線を送るほど凄まじい打球を飛ばしていた。

 あす8日の準決勝に勝利で18年以来、6年ぶり12度目の神宮大会出場が決まる。「4年生を神宮大会に連れて行きたい」と立石。世代屈指のスラッガーが一振りで決める。

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