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JFE西日本5大会ぶり4強 下手投げ右腕が130キロでも「差し込めた」トヨタ自動車との準決勝へ

スポニチアネックス / 2024年11月7日 13時43分

<JR東海・JFE西日本>4回から登板するJFE西日本・津山(撮影・後藤 正志)

 ◇第49回社会人野球日本選手権大会準々決勝 JFE西日本3―0JR東海(2024年11月7日 京セラD)

 JFE西日本がJR東海との準々決勝を4―0の零封勝利で下し、準優勝した18年以来5大会ぶりの4強入りを決めた。

 下手投げ右腕の津山裕希が好救援を見せた。2―0の4回から2番手として登板。8回1死二塁から内野ゴロ2つで切り抜けるなど凡打を積み重ね、6回2安打無失点と好投した。

 直球の最速は130キロ。90キロ台のカーブなどを駆使して打者を翻弄(ほんろう)し、「(先発投手の)大石がいろんな変化球を使って粘り強く投げてくれていたので、自分は直球で差すことができました」と振り返った。

 内田聡監督も「津山がよく投げてくれた。相手が合っていなかったので、最後まで投げてもらうことになった」と勝因の一つに挙げる好投だった。

 以下は、津山との一問一答。

 ――最速は130キロでも打者が差し込まれていた。

 「僕の投げ方もありますし、遅いカーブもある。緩急をつけて積極的に打者と勝負できました」

 ――4回から最後まで投げ切った。

 「最後まで投げるぞとは思わなかったけど、1イニングずつ自分のできることを重ねていこうと思っていました」

 ――救援起用について。

 「去年ぐらいから増えてきた。緊張はしますけど…。今日も大石が粘ってくれたので、崩れるわけにはいかない。変に気負わずに打者と勝負できたことがよかったと思います」

 ――準決勝の相手はトヨタ自動車。

 「誰が先発でいくか分からないけど、自分たちがやってきたことをトヨタ自動車にぶつけて、最後に1点でも多くいられればいいかなと思います。自分の球を投げられれば、どこでも通用すると思う。恐れることなく挑みたいと思います」

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