阪神・佐藤輝「しっかり下が使えている」秋季キャンプで特守に汗 オーナーも藤川監督もクギ付け

ノックのボールに飛びつく佐藤輝（撮影・大森　寛明）

　阪神の秋季安芸キャンプに、プロ4年目で初めてフル参加している佐藤輝が、サブグラウンドで個別練習として3回目の特守に挑戦した。

　今季も23失策と不安を露呈しただけに、守備力強化が秋の最大のテーマ。田中内野守備走塁コーチの右へ左へのノックの嵐にも、必死の飛び込みで、ユニホームを真っ黒にして取り組んだ。

　「しっかり課題を持って、下を使って、いい流れで送球できるように意識しています」

　若手を引っ張り、全体を盛り上げる姿に、藤川監督、杉山オーナーの球団トップ2も熱視線を送っていた。