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二松学舎大付センバツ当確! 延長タイブレーク劇的サヨナラで21年ぶり頂点 43年ぶり対決で早実に雪辱

スポニチアネックス / 2024年11月7日 19時39分

<二松学舎大付・早実>タイブレーク延長12回、サヨナラで優勝を決め、歓喜の二松学舎大付ナイン(撮影・五島 佑一郎)

 ◇秋季高校野球東京都大会 決勝 二松学舎大付6ー5早実(2024年11月7日 神宮)

 二松学舎大付が延長タイブレークの激闘を制し早実に劇的なサヨナラ勝ち。2003年以来21年ぶり3度目の優勝を決め、来春センバツの出場を確実にした。

 0―0の2回、二松学舎大付は1死一、三塁のチャンスで河村がスクイズ。ふわっと上がった打球を早実の三塁手・喜沢が捕れず、三走が還り先制に成功する。

 3回に3点を失い、1―4で迎えた5回。1死満塁から花沢の犠飛で1点を返すと、2―4の6回に1死二、三塁から日笠の内野安打で1点差に詰め寄った。その後5―3と再びリードを広げられるが、7回に2死二塁から及川が右越え適時二塁打を放ち、再び1点差とした。

 すると5―4の8回だった。1死二、三塁で代打・今井が犠飛を決め、ついに同点に追いつくと、そのまま延長タイブレークに突入。両校追加点を奪えないまま迎えた延長12回に、1死満塁から途中出場の根本が劇的なサヨナラスクイズを決めた。

 先発投手の河内は3回4安打3失点。2番手・及川がロングリリーフで9回を投げ勝利を呼び込んだ。

 早実と二松学舎大付が決勝戦で顔を合わせるのは1981年以来43年ぶり。当時の早実エースは荒木大輔で、二松学舎大付のエースは現在の監督の市原勝人氏だった。この時は早実が勝利したが、二松学舎大付が時を越えてリベンジに成功した。

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