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国民・玉木代表 103万の壁引き上げなど年内改正を目標「民意を背負った要求ですから、ぜひ聞いて」

スポニチアネックス / 2024年11月7日 21時21分

国民民主党・玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が7日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、党が掲げる主な経済政策について語った。

 衆院選では、年収の控除を超える額に課税されるボーダーライン「103万円の壁」の引き上げ、トリガー条項の凍結解除によるガソリン税の減税や、実質賃金が持続的にプラスになるまで消費税を5%に減税することを訴えて戦った。

 税制にまつわる政策が多いが、玉木氏は年内の税制改正に「間に合わせたいですね」と期待を口にした。8日に国民、自公の政調会長、税調会長が協議することが決まっている。「まず我々の基本的な要請、要求をそこにぶつけたい。正式な協議はそこからスタートということになる」とし、「選挙で特に103万円の壁、基礎控除プラス給与所得控除を足したものが103万円になっていましたけど、これを178万円に引き上げていくということは、主要な要請項目として明日、話をしたい」と述べた。

 大蔵省出身で、官僚経験もある玉木氏に、反町理解説委員長からは「年末の税制改正大綱に、ご自身が霞ヶ関にいたらですよ?できると思います?」と、スケジュール感を尋ねた。

 玉木氏は「できると思いますよ。政治決断ですね」と回答した。衆院選の大敗で自公が過半数を占めていない現状に「与党が決めれば全部国会を通りますよ、という前提の時の意思決定プロセスなんですよね。その前提が今、崩れていますから」と説明。「その中でどのような政策決定、意思決定をしていくのかというところにきている」とした。

 また「今月が勝負だと思っています。まだ数週間ありますから、年末の税制改正に乗せ、それに基づいた所得税法等の改正法案というのを作って、2月の頭に提出をするというのがいつものスケジュールですから」と述べ、「そうしたプロセスに手続きがしっかり間に合うように、我々も建設的に協議に臨みたいし、与党側の広い心で、大きな心で、私たちの要求、民意を背負った要求ですから、ぜひ聞いていただきたい」と訴えを口にした。

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