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JFE西日本 18年以来の4強!決勝弾の土井「やっと自分の形で1本打てた」

スポニチアネックス / 2024年11月8日 6時1分

<JR東海・JFE西日本>2回、先制の本塁打を放つJFE西日本・土井(撮影・後藤 正志)

 ◇第49回社会人野球日本選手権準々決勝 JFE西日本3―0JR東海(2024年11月7日 京セラD)

 準々決勝3試合があり、JFE西日本は土井克也内野手(24)が先制の決勝ソロを放ち、準優勝した18年以来の4強入りを決めた。Hondaは山本兼三外野手(30)の大会史上2本目となる代打満塁本塁打で21年以来の準決勝進出。今夏の都市対抗を制した三菱重工Eastは、山中稜真(23)のサヨナラ打でタイブレークの延長戦を制し、“夏秋連覇”に前進した。

 JFE西日本の土井が、豪快な決勝ソロで4強を呼び込んだ。2回1死、高めの速球を左翼席へ運んだ。

 「高いところは全部いこうと。やっと自分の形で1本打てた」

 神奈川大から入社2年目で強肩強打の内野手。今秋はNPB球団から調査書が届いていたが、ドラフト指名はなかった。「都市対抗がああいう結果だったんで…」。今夏の都市対抗1回戦・SUBARU戦に3打席連続で空振り三振し、4打席目に代打を送られた。以降は打順が1番から6番に。今大会も1回戦で2三振して代打を送られるなど低迷していた。打席の中でリズムが取れていなかったことから、形を取り戻そうと懸命に練習。内田聡監督は「土井の一発が大きかった。前の試合から打席でいい雰囲気もあった」と復調を喜んだ。

 準決勝のトヨタ自動車戦に向け「攻めの気持ちで向かっていけたら」と土井。チームへの貢献と来季へのアピールのため、1本で終わるつもりはない。 (石丸 泰士)

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