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2児の父・ライセンス・藤原 7歳長女に「それ痛風やで」 珍“脅迫”で育児の悩み解決

スポニチアネックス / 2024年11月8日 5時1分

記念品のメダルを手にするライセンスの藤原一裕

 お笑いコンビ「ライセンス」の藤原一裕(47)がメディアプラットフォーム「note」の創作大賞で読者賞を受賞したことを受け7日、都内で合同取材会を行った。

 藤原は「フジワランド」のユーザー名で育児や夫婦間の出来事を中心に、昨年9月から月3本のペースで投稿。フォロワーは3800人を超えている。

 今回受賞したのは、妻でタレントの山口美沙(40)と7歳の長女とのエピソードをつづった「妻が怒りの赤鬼化」という作品。家庭内でのリアルなやりとりが、生々しくもどこかユーモラスに描かれており、読み終えると温かい気持ちになれる一作だ。藤原は「読んでいただいた全ての方、感情豊かな妻、かわいい2人の娘に感謝します」とコメントした。

 長女は父が執筆活動をしていることを知らないというが「受賞したときにメダルを見せて“賞獲ったんだよ”と言ったら“私だって運動会で金メダルもらったよ”と、幼稚園の金メダルを見せてきた。彼女にとっては大したことないんだなと」と苦笑いした。

 藤原は厳しく叱ることはめったにないというが「普段怒らない分、僕が怒ると効き目があるのかな」と、ここぞというときにはビシッと指摘するという。最近叱ったことはあるか問われると「それこそ昨日です」と切り出し「娘があまり水分を摂らないんですよ。水筒を持って行かせてもいつも余って持って帰ってくる」と水分補給をしない娘に頭を悩ませていると告白。「すると昨日の夜に“足が痛い”と言いだしたんです。きっと遊びすぎなんですけど。これはチャンスやと思って“それ痛風やで”と。“水分摂ってないから尿酸値が高くって、おじさんの病気になってるから、入院やな”って。結構怖い感じで“それアカンで”って言ったら途中から泣き出すんですけど“いや泣いても痛み出てもうてるから”と。そしたら、今朝からこまめに水分摂っていました」と笑顔で“藤原流”指導の成果を振り返った。

 育児の中で最も大事にしていることは「挑戦しようとすることをやめさせないこと」だという。「“あれやりたいこれやりたい”って言うけど、そのきっかけを親が奪うのは違うと思う。この間はバック転教室に行きたいと言ったんでバック転させてます」と話した。

 その上で、「もし娘が“芸人になりたい”と言ったら」と問われると「この流れで言ったら認めんとダメですよね」と渋い表情。「封印してきた僕の過去のウケてない映像をダイジェストで見せていくんじゃないですか。こんなになるよと。それでもなりたいと言ったら仕方ないですね。実際僕も親に止められるものなら止めてみろと思って入ってるので」と自身の経験も踏まえて寛大な姿勢を見せた。

 受賞を受け、今後の野望を聞かれると「まずは書籍化したいし、この“藤原家”というものが俳優さんによっておもしろおかしく映画になってくれれば」と想像を膨らませる。仮想のキャストを問われると「“ウィッシュ”のDAIGOさん夫婦(妻は北川景子)がそのままやってくれたらうれしい」と笑った。

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