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どうなる雄星、朗希…大リーグGM会議閉幕 FA戦線の動きは昨年より早い雰囲気に

スポニチアネックス / 2024年11月8日 3時37分

GM会議を終え、日本メディアの質問に答えるボラス代理人 (撮影・杉浦大介通信員)

 米テキサス州サンアントニオで行われた、大リーグのGM会議は7日(日本時間8日)、予定のスケジュールを終えて閉幕。各チームのエグゼクティブ、代理人たちは会場となったホテルから帰路についた。

 ファン・ソト、菊池雄星といったFA選手の目玉を抱えるスコット・ボラス代理人は「幾つものミーティングを行なった」と成果に満足げな表情。先発投手市場の目玉の1人となりそうな菊池に関しては、「(昨季途中から所属した)アストロズとはオファーを交換しあっている」と交渉の経過を話した。

 今後の交渉の進展予測は「マーケットはホットコーヒーのようなもの。コーヒーが温まるまでいつ飲めるかわからない。そういうものだ」と独特のボラス節ではぐらかしたが、昨年よりもFA戦線の動きは早いかと問われると、「そう思う。去年とは違う」とポラス氏。大谷翔平をはじめとする一部の目玉選手の契約を待って動きが遅かった昨オフと比べ、市場の動きはハイペースになると予想した。

 今回のGM会議中、今オフ中のメジャー移籍がなるかどうかが注目されるロッテ・佐々木朗希投手に関して米メディアが日本メディアに尋ねるシーンも頻繁に見られた。

 ポスティングされるとなれば、大きな話題になりそうだが、佐々木がメジャー入りするとしても「25歳ルール」の対象者ゆえにマイナー契約しか結べないため、ボラス代理人は「(渡米したとしても)動く金額を考えれば、佐々木の存在がマーケットにインパクトを与えるとは思わない」とも話していた。(サンアントニオ・杉浦大介通信員)

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