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侍・井端監督「想像していた以上に状態はいい」チェコと再戦「ありがたい」9、10日強化試合へ意気込み

スポニチアネックス / 2024年11月8日 15時53分

<日本・チェコ 前日公式練習&会見>握手を交わす井端監督(左)とハジム監督(撮影・光山 貴大)

 「ラグザスpresents第3回プレミア12」(13日開幕)に出場する侍ジャパンの井端弘和監督(49)と高橋宏斗投手(22)が8日、9、10日に行われる強化試合のチェコ戦に向けた共同会見に出席した。

 10月29日から始まった強化合宿を終え名古屋入りした指揮官。この日には日本シリーズに出場していたDeNAの佐野、牧、桑原、ソフトバンクの栗原が合流した。

 会見冒頭、井端監督は「(チーム状態は)名古屋に入る前から、宮崎で直前合宿をしていました。今日から全員そろっての練習になるんですけど、想像していた以上に状態はいいので、ここからもう1つ2つ上がってきてくれればいいかなと思っています」と手応えと期待を口にした。

 昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で野球を通して友好を含めたチェコ代表との再戦。同国パベル・ハジム監督は「コンニチハ。11月に台湾の試合をしてこちらに参りました。選手全員体調はいいです。大変良いゲームをしなければならないという責任感もあります。プレミア12で日本のチームが素晴らしい成績が収められるように、私たちも支援させていただきたいと思います」と笑顔で語った。

 チェコ指揮官の言葉を受けた井端監督は「前回WBCに入ったメンバーもいますし、ローテで投げてた投手も何人か入っていたので、そういった投手と明日対戦できるのはありがたい。レギュラーシーズンを離れて、1カ月くらいの選手がほとんどなので、まだ実戦では4打席くらいしか立っていない。1打席でも多く打席に立って、状態を上げてもらえればいいかなと思います」と強化試合の重要性を説明。9日の先発は高橋宏だと明かし「どんなピッチングというより、1カ月ほど打者に対しては投げていない。まずは自分のボールを確認しながらというのと、きっちりと次に向けての球数を投げてもらえればいいかなと思います」と話した。

 笑顔のチェコ指揮官は「私たちの先発はダン・パディサク。彼はたいへん良いピッチャー。私たちにゲームのとどまるチャンスを与えてくれるようなピッチングをしてもらいたい。皆さんご存じのように世界でベストのチームと対戦するわけです。WBCや五輪など全ての大会で勝ってきたチーム。私たちのチームも大変ピッチング、攻撃、守備と最善を尽くして、素晴らしいチームと対戦したいと思っています」と再戦に胸を高鳴らせていた。

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