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日本ハム・伊藤大海 サプライズ訪問の恩人との再会に感激「ダルさんから学ぶ姿勢は大事にしたい」

スポニチアネックス / 2024年11月8日 18時1分

<日本ハム秋季キャンプ>伊藤(左)にアドバイスをするパドレスのダルビッシュ(撮影・高橋 茂夫)

 日本ハム・伊藤大海投手(27)が8日、エスコンフィールドでの秋季キャンプに参加。球場をサプライズ訪問したパドレス・ダルビッシュ有投手(38)との再会に興奮を隠せなかった。

 昨年のワールドベースボールクラシック(WBC)以来の再会。WBC前には弟子入りを志願し、米国で合同自主トレを行うほど尊敬する大先輩と旧交を温めた。

 「シーズンの話というよりか今、現状の体の状態とか、体をどう持って行くかとか。長くやられているだけの秘訣があると思いますし、1個聞いてもいろいろなことと、ひも付けて答えに近いものをくれる」

 サプライズ訪問はチーム全体にとっての刺激にもなった。ダルビッシュは「WELCOME to ESCONFIELD DARVISH YU」と映し出された電光掲示板を背に、外野天然芝の上で体を動かした。チームを挙げての歓迎ムードに伊藤はしびれた。「みんな興奮していたし、僕もそういうふうな選手になれるように努力したい」。グラウンド上での記念撮影も忘れず行い、再会を形としても残した。

 興奮は練習後も止まらなかった。「実際にお会いするまではただすごいという尊敬だったが、意味合いが変わってきている。プレー以外でも準備、トレーニング含め、深いところで尊敬できるというか、あれだけの活躍ができるというのは、それ以上に皆さんの想像を超えてくるような準備だったり、勉強だったり日々の鍛錬だと思う。そっちの方がすごく、プレーよりも僕は大事にしたい。その学ぶ姿勢、ダルさんから学ぶ姿勢は大事にしたい」。

 今季はキャリアハイの防御率2.65、14勝をマーク。先発の柱として、2位でのクライマックスシリーズ進出に貢献した。だが、目指す存在はまだまだ遠い。「知識量もすごいし、それだけ考えて勉強されてやっていると思う。そこはまだまだ僕自身、足りないとこがたくさんありました」。これ以上ない刺激を胸に、鍛錬を積み、来季へと向かう。

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