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日体大 サヨナラ神宮切符!オリックス・ドラ2の寺西 8回2失点の好投

スポニチアネックス / 2024年11月9日 5時21分

<日体大・白鴎大>勝利し歓喜する寺西(左)ら日体大ナイン(撮影・島崎忠彦)

 上位2校が明治神宮大会(20日開幕)の出場権を獲得する関東地区大学野球選手権最終日は8日、横浜スタジアムで準決勝と決勝を行った。日体大は決勝で創価大に6―9敗れたが2年連続14度目の明治神宮大会出場が決定。白鴎大との準決勝ではオリックスからドラフト2位指名を受けた最速153キロ右腕・寺西成騎投手(4年)が先発で8回2失点と好投し、延長10回4―3のサヨナラ勝ちにつなげた。

 勝利で明治神宮大会出場が決まる準決勝をサヨナラで決めると、祈るように見つめていたエース・寺西は仲間と抱き合って喜んだ。今季最長の8回を投げて7安打2失点と好投し「9回もいけと言われればいけましたよ。まずは勝って良かったですね」と笑った。

 先発して5回1失点だった関東学院大との1回戦から中2日。「チームが勝つために投げた」と、149キロを計測した直球で強気に押した。序盤は走者を背負う投球が続いたが、7、8回は続けて3者凡退。「自分らしい粘りの投球ができた」と118球の熱投を振り返った。

 昨年は優勝した慶大に準決勝で敗れ、自身も先発して6回3失点。「去年が悔しかった分、今年は何としても借りを返したい」。日本一を置き土産に、プロの世界へ飛び込む。(村井 樹)

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