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金谷 富士山パワーで単独首位 池ポチャをリカバー 会心ボギーでガッツポーズ

スポニチアネックス / 2024年11月9日 4時43分

18番、ウォーターショットを放つ金谷拓実(撮影・西尾 大助)

 ◇男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ第2日(2024年11月8日 静岡県 太平洋クラブ御殿場C=7262ヤード、パー70)

 4位から出たツアー通算7勝の金谷拓実(26=Yogibo)が5バーディー、1ボギーの66で回り、通算8アンダーの単独首位に浮上した。今季3勝目、史上4人目のアマチュア優勝を飾った19年以来、2度目の大会制覇を目指す。

 金谷がボギーなのにガッツポーズをつくった。18番パー5、グリーン左のバンカーからの第3打が池へ。ウオーターショットは出ただけ。パーパットも外れる苦しい場面で、3メートルのボギーパットをねじ込み、拳を握った。

 「パットは凄く良かった。たくさん良いパットが入った」。2番で6メートルを沈めて連続バーディー発進につなげるなどツアー屈指の高速グリーンを攻略してみせた。

 この大会は19年にアマチュア優勝し20年が5位、21年が2位、23年が3位と上位が続く。好相性の要因を聞くと「富士山が見える」と笑った。現在賞金ランク2位で勝てば1位の平田を逆転。初の賞金王に前進し、今大会後の1位に付与される米ツアー最終予選会の出場権も手に入る。

 残り36ホールへ「一打一打に対する気持ちは他の選手より大事にしている。自分らしいプレーを続けていきたい」と金谷らしさを追求する。

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