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松本人志、裁判取り下げ どうなるお茶の間への復帰 TV局は静観…反応注視

スポニチアネックス / 2024年11月9日 4時1分

19年12月、「ガキの使いやあらへんで!!」の大みそか恒例特番の会見に登場した松本人志(左)と浜田雅功

 松本の活動再開はどうなるのか。吉本興業はこの日、公式サイトで「(活動再開については)関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」とコメントした。本人が特に希望しているのがレギュラー番組への復帰。日本テレビはこの日「現時点で出演の予定はありません」と回答。TBSも「現時点で決まっていることはありません」とした。

 テレビ各局は一様に静観の構えを見せている。懸念しているのはスポンサーの反応だ。昨年の報道直後、松本の出演番組ではスポンサー企業の表示取りやめが起きた。民放幹部は「訴訟が終結したとはいえ、スポンサーや視聴者が松本さんを受け入れるかは不透明。反応を注視しなくてはならない。他局とお見合いのような状況にもなりそうで、早期復帰は考えにくい」と指摘。広告代理店関係者は「深夜番組から復帰して反応を探る形になるのでは」との見方を示した。

 個人とコンビ合わせて7本のレギュラー番組があった松本。活動を休止しテレビ出演を取りやめて以降、ネット上では復帰を望む声も多く上がった。レギュラー番組もTBS「水曜日のダウンタウン」では、過去の映像で松本がいる場面をしばしば放送。日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」でもオープニング映像に松本が映り、エンディングのクレジットに名前を表示。存在感を残し続けている。

 ただ、松本不在でも好調が続く番組が多いのも事実。制作会社関係者は「リスクを背負ってまで戻ってもらう必要があるかは議論になる」と明かした。テレビに大きな影響を与えてきたお笑いのカリスマの今後が注目される。

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