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五十嵐亮太氏 大谷翔平を抑えるならどこへ投げる?に回答 「まともに勝負しても僕クラスは…。だから…」

スポニチアネックス / 2024年11月9日 15時15分

五十嵐亮太氏

 ヤクルトやソフトバンクでも活躍した元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏(45)が9日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲストとして生出演。ドジャースの大谷翔平投手(30)を抑えるなら、どのコースへ投げるかとの質問に回答した。

 五十嵐氏は番組の事前アンケートで大谷を抑えるならどこへ投げるかという質問に「インハイ」と回答したという。パーソナリティーのナイツ・塙宣之が「これでもインハイだと大谷パコンって打ってるじゃないですか」と指摘すると、五十嵐氏は「インハイ打ってますけど、率で言ったら良くないです、やっぱり」と返答した。

 「っていうのとインハイって怖いんですよ、バッター絶対」と五十嵐氏。「まともに勝負しても大谷選手は僕クラスは抑えることは無理なんですよ。だからどうするかって言ったら嫌だなとか危ないなと思わせるしかないですよ」と明言し、「危険なピッチャーだと思えばちょっと体も開いて来るし、メンタルから揺さぶっていかないと抑えられない。まともな勝負をしたらね」と続けた。

 塙が「158キロでも抑えられない?」と確認すると、五十嵐氏は「きっちりいけば抑えられると思いますよ」。それでも「ただそんなにきっちりいかないんですよピッチャーって。常に。分かっててもここは打てないし、基本ピッチャーは強打者を抑えようと思ったら、インハイの速いボールとアウトローの緩い変化球、これが基本になるんですよ」と説明し、「このアウトローの変化球、ボール球振らせられるか、インコースを意識させられるかっていうところが勝負の分かれ目になるんですけど、きっちりいけばいいですよ。でもなかなかいかないし、低めの変化球もいいところにいけば振ってくれるけど、選球眼が良かったりすると振ってくれないとか」と語った。

 「あとはピッチャーとバッターの有利不利みたいな。優位かそうじゃないかっていう時に、大谷選手がホームランバッターだし、普通のピッチャーだったらまともに勝負してこないなっていう考えなんですよ」とも語り、「だったら結局インコース投げてもボール球でしょうとか、低めの変化球もまともにストライクはとれないよねっていう考えになってくるので、その立場によって勝負も変わって来るんです」と力説。

 そのため「その立場を利用して、逆にまっすぐまともに勝負してこないだろうなっていうピッチャーがまっすぐいくと、あれってなるんです」と結論づけた。

 「そうやって駆け引きの上で勝っていかないと。裏をかくとか、嫌だなと思わせるとかっていう配球が、とても大事なんですね」と述べた。

 塙が「結局投げられるかどうかですもんね」と話せば、五十嵐氏は「そうです。投げられるかどうかです。でも当てちゃいけないし」と反応。「あそこまでいい選手になってくるとファンめちゃくちゃ多いじゃないですか。危ないですよ。今SNSとか凄いから、多分アカウント持ってる選手とか当てただけでもう凄い言われちゃうのかなと思うんで、それも考えてインコースいきにくいなってなるじゃないですか」とも話した。

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