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早大のエース伊藤樹がまさかの5失点で初戦落とす「抑えないといけない回に…」

スポニチアネックス / 2024年11月9日 15時35分

<慶大・早大>6回、慶大・清原(右)にソロを浴びた早大・伊藤樹(撮影・木村 揚輔)  

 ◇東京六大学野球秋季リーグ戦最終週第1日 1回戦 早大1―9慶大(2024年11月9日 神宮)

 1勝すれば春秋連覇が決まる早大が大量9点を失って初戦を落とした。6勝0敗、防御率1・19と二冠のエース伊藤樹(3年=仙台育英)が清原に本塁打を浴びるなど7回5失点と乱調。打線も9回に1点を返すのが精一杯だった。

 「2週間、この試合のために調整してきたんですが相手も対策を立ててきて。抑えないといけない回に失点してしまった」エースの伊藤樹はふがいない投球を振り返って肩を落とした。小宮山悟監督も「気合いが空回りした感じ。相手の渡辺君は金森さん(助監督)が対策してきたが、それ以上の投球をされた。敵ながらあっぱれ。あとは3点目の清原の本塁打が重かった。向こうは順位が決まって若手をスタメンに使って失うものがない状態。それが逆に怖かったね。きょうの試合を振り返って、あすはしっかり1年かけて作ってきたチームの力を出したい」と前を向いた。

 早大は連敗すると12日に明大とのプレーオフが待っており、阻止するためにも2回戦の勝利を誓っていた。

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