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東福岡25連覇 今年のスローガンは「咲」 花園で満開目指す

スポニチアネックス / 2024年11月9日 18時3分

優勝した東福岡の選手たち

 ◇第104回全国高校ラグビー福岡県大会決勝(2024年11月9日 ベスト電器スタジアム)

 決勝が行われ、東福岡が筑紫に80―5で勝利し、25年連続35回目の優勝を決めた。12トライと攻撃陣が躍動。高校日本代表候補のCTB深田衣咲(いさ、3年)が2トライを挙げ貢献した。来月27日に開幕する全国大会(東大阪市花園ラグビー場)で2大会ぶりの日本一を目指す。

 秋晴れの中、3000人が詰めかけた頂上決戦。東福岡は強かった。前半からFWバックスが一体となった攻めでゲームを支配し少しずつリードを広げた。中でも高校日本代表候補のCTB深田衣咲(いさ、3年)が躍動した。前半29分に右サイドを個人技で駆け上がってトライを決めると、後半15分は食らいついてきた相手をかわし追加点のトライを決めた。50メートルは6秒0の脚力で「ランは得意です」と胸を張った。

 前回大会は高校日本代表候補12人を擁して花園準優勝。今年の代は3月の選抜大会で目黒学院を相手に初戦敗退。「どこかで勝てる自信があったんだと思う」と深田は語る。6月には全九州大会の決勝で大分東明に完敗とらしくない中で1、2年生が7人スタメンに連ねるなど、下級生も奮闘しながらチームをつくってきた。

 今季のチームスローガンは「咲」だ。深田は「最後に花を咲かせればいいかな」と思いを代弁した。花園では11大会連続でベスト4以上という圧巻の成績を残している。年明けの満開を目指し総仕上げに入る。

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