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チェコ監督 初回の先制に感激「名付けるならドリームイニング…2023年WBCを思い起こす内容」

スポニチアネックス / 2024年11月9日 22時27分

<日本・チェコ>4回1失点の先発・パディサック(右)を迎えるハジム監督(撮影・平嶋 理子)

 ◇強化試合 チェコ1-7日本(2024年11月9日 バンテリンD)

 「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は9日、強化試合としてチェコ代表と対戦した。

 チェコ代表は1-7で敗れたが、初回に1番のV・メンシクが中前打で出塁すると、「4番・捕手」のチェルベンカが左翼線適時打二塁打で先制に成功した。

 チェルベンカは4回にも辰己の盗塁を阻止と強肩強打ぶりを見せるなど球場を沸かせた。

 ハジム監督は「チームに誇りを持っている。みんなが勇気をもって日本の素晴らしい打者に対してストライクゾーンに入れられた。日本の投手陣に対して打つこともできた。選手の勇気をたたえたい。一方で残念なところは、ミスが目立ったこと。特に守備の面において。2023年のWBCを思い起こすような内容だった。初回を名付けるなら、ドリームイニングと言っていい」と初回の先制点に感激の様子。

 「明日もしっかり戦い続ける。チームとしてはゆくゆくはWBC、プレミア12、五輪などへの出場資格をとっていくのが大きな目標。日本がプレミア12で良い成績を残すことができるよう、明日は自分たちが強敵になれるよう、日本が勝ちにくい相手として戦いたい」と意気込んだ。

 昨年のWBCで対戦した際は2-10で敗戦したものの、初回に先制点をもぎとった。大学生や仕事と掛け持つ選手が大半ながら、大谷翔平らメジャーリーガーを擁した日本相手に大奮闘。ネットでは「清々しい」と話題になるほど全力プレーに心を打たれたファンも多かった。試合後はグラウンドに出て、勝利した日本チームやスタンドに向かって拍手していたが、この日も整列してお辞儀する姿に場内から大きな拍手が起きた。

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