早大 春秋連覇目前で足踏み…エース伊藤樹が7回5失点で今秋初黒星 小宮山監督「清原の本塁打が効いた」

＜早大・慶大＞6回、慶大・清原（右）にソロを浴びた早大・伊藤樹（撮影・木村　揚輔）　　

　◇東京六大学野球第9週第1日　早大1―9慶大（2024年11月9日　神宮）

　早大は1勝すれば春秋連覇が決まる状況で、過去7戦6勝だったエースの伊藤樹が打ち込まれ、今秋初黒星を喫した。

　10三振を奪っても2被弾の7回5失点。打線も8回まで散発2安打で、9回に1点を返すのが精いっぱいだった。

　優勝を目前に足踏みした小宮山悟監督は「3点目となる清原の本塁打が効いたね。明日は1年間かけてつくってきたチーム力を出したい」と前を向いた。