1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

“恐怖の1番”阪神・佐藤輝 初回いきなりフェンス直撃の二塁打「ランナーいないし自由に打てる」

スポニチアネックス / 2024年11月10日 5時17分

阪神紅白戦の初回、佐藤輝は二塁打を放ち激走する(撮影・大森 寛明)

 紅組の「1番・三塁」佐藤輝が、いきなりバットでファンを沸かせた。初回だ。1―2からの4球目、津田が投じたフォークを捉えた。コンパクトなスイングではじき返した打球は、チーム初安打となる右翼フェンス直撃の二塁打となった。

 「(1番打者は)ランナーもいないし自由に打てるので、新鮮な感じはしました。そういう(経験ができた)意味では良かった」

 打順1番は公式戦で一度も務めたことはなかった。ただ、「打順立候補制」で自らトップバッターを希望して臨んだ今年2月11日の春季キャンプ紅白戦では2打数2安打。好相性の打順で快音を放つと、1死二塁から井坪の一打で生還し、藤川政権の初得点を記録した。その後は2打席連続で空振り三振だったが、“恐怖の1番”として存在感を発揮。その姿に、指揮官は投手心理を踏まえて起用した意図を説明した。

 「(佐藤輝が1番に座るのは)相手(投手)は嫌でしょうね。何が課題とかは言わないですけど、1打席目にヒットが出た(のは良かった)」

 課題の詳細こそ明かさなかったが、1打席目にカギが隠されているもよう。4年目の今季は先発時の打席別成績で1打席目は打率・282(103打数29安打)、出塁率・368と数字は悪くない。ちなみに2打席以上に立った117試合で1打席目に安打が出たのは29試合で、そのうち19試合でマルチ安打も記録している。佐藤輝の特徴を生かす上で、1番起用もプランの一つ。「(1番の)可能性もなくはないと思うので、何でも心構えはしておきたい」。本人も意欲十分だった。 (山本 浩之)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください