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自民・小野寺政調会長 国民民主・玉木代表の姿勢を批判、企業団体献金禁止「各党が合意したらというのは」

スポニチアネックス / 2024年11月10日 10時55分

小野寺五典氏

 自民党の小野寺五典政調会長が10日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。政治資金規正法の再改正について言及した。

 自民党派閥の裏金事件を受け、6月に自民党提出の改正政治資金規正法が自民、公明両党の賛成により可決、成立した。ただ使途が不明で「ブラックボックス」とされる不透明な資金を代表する政策活動費は、領収書の10年後公開を検討項目として盛り込んだが、黒塗りの余地が否定されないなど、裏金事件の再発防止や透明性確保の「抜け穴」懸念が残っている。

 政治改革の議論の中で、小野寺氏は「改革と言うけれど、“各党が合意したらやります”ということで、自ら率先して、まずやりますよとは絶対に言わない。これは私はおかしいと思うので、今後、政治改革の議論については、私どもとして渡海先生が中心でやっていきますので、いろんなやり取りでいい方向にいくように努力していきたい」と、国民民主党の玉木雄一郎代表が企業・団体献金禁止についてテレビ番組で「すべての党がやるんだったら賛成です」と答えたことを批判。

 一方、政治資金規正法の再改正については、「もし(各党間で)合意がなれば、年内再改正が必要だと思います。私たちも早くこの問題の決着をつけたいと思っています」と、“各党が合意したら”の姿勢を見せていた。

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