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「ロッテは菩薩球団か」佐々木朗希のメジャー挑戦を韓国メディアも驚きを交えて報道

スポニチアネックス / 2024年11月10日 14時11分

ロッテの佐々木朗希

 ロッテがポスティング申請することを発表した佐々木朗希投手(23)を韓国メディアも驚きの声を交えながら報じている。

 「スポーツ朝鮮」は10日、「ロッテは菩薩球団か」と見出しを付け、右腕のポスティングシステムを使ってのメジャー挑戦を報道した。

 160キロを超す剛速球を武器に22年に完全試合を達成しながらも高卒5年目で1度も規定投球回に達したことがないことに加え、25歳未満の海外選手獲得時に契約金や年俸総額が制限されて、マイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象となることも紹介している。

 米メディアによれば、本来なら最低でも総額2億ドル(約306億円)以上の価値があるとされる佐々木だが、現行のポスティングシステムでは、マイナー契約の譲渡金は契約金の25%。仮に佐々木の契約金が、大谷が17年にエンゼルスとマイナー契約した際の231万5000ドル(当時約2億6000万円)と同程度ならば、ロッテへの譲渡金は約8900万円となる。

 昨オフ、同様にポスティングシステムを使ってメジャー移籍した山本由伸は25歳に達していたことから、オリックスに約72億円の譲渡金が入ったことに触れ「ロッテは少なくない損害を被ることになった」と記した。

 また、「OSEN」によると、韓国プロ野球(KBO)ではポスティングシステムを利用できるのは入団7年目以上の選手と規定を設けているという。韓国球界に復帰する場合は古巣チームに限られている。

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