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菊池雄星 同郷の佐々木朗希に言及「僕の立場でコメントするのは難しい。もう少し落ち着いてから」

スポニチアネックス / 2024年11月10日 14時21分

故郷岩手で野球少年、少女に講演する菊池(撮影・柳原 直之)

 アストロズからFAの菊池雄星投手(33)が10日、岩手県花巻市のホテルで「花巻信用金庫創立75周年記念講演会」に登壇し、「僕が野球を通して学んだこと~夢を持つこと、そして習慣にすること~」と題して講演した。

 地元の小学校、中学校の野球少年、少女を対象とした講演で、菊池は自身が中学2、3年の時期は自身が午後4時~10時まで毎日練習し、最速120キロだった球速が一気に138キロまでアップした過去を披露。「僕は中学2年生まで控え投手、外野手のベンチメンバーだったので、当時の同級生には“雄星がプロ野球選手、メジャーリーガーになるとは思わなかった。俺がなると思っていた”と本当に言われます。雄星でもできるなら自分でもできると思ってほしい」とメッセージを送った。

 後半には質問コーナーも開催。保護者から「将来的に岩手で指導者として戻ってくる可能性」について問われると「僕は50歳まで現役で野球をするつもり。その時に佐々木洋監督が花巻東に(監督として)いれば、是非お手伝いできればと思っている。岩手県は故郷ですので、KOH(菊池がプロデュースした11月に完成する花巻市の複合野球施設)も含めていろいろと活動したいと心の底から思っている」と語った。

 講演後に報道陣の取材に応じた菊池は、9日にロッテがポスティング申請することを発表した佐々木朗希投手(23)についても言及した。同郷の岩手県出身の右腕について「この会が始まる直前に聞いたので何も知らなかったんですけど、まあ難しいですね。僕の立場でコメントするのは。難しいですね。もう少し落ち着いてから話さないと、僕のひと言が影響を与えますから。少し落ち着いた時にいろいろ話ができたらなと思います」と話すにとどめた。

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