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「アライバ」荒木雅博氏が始球式 捕手は侍・井端監督 「疲れもあるでしょうから」生チョコ差し入れ

スポニチアネックス / 2024年11月10日 19時5分

<チェコ・日本>始球式を終え、井端監督(右)と握手する荒木雅博さん(撮影・椎名 航)

 ◇強化試合 日本―チェコ(2024年11月10日 バンテリンD)

 「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は10日、強化試合としてチェコと対戦。試合前には元中日で、侍ジャパンの井端弘和監督(49)と中日時代に二遊間コンビを組み、「アライバ」と称された荒木雅博氏(47)が始球式を務めた。

 捕手役は井端監督が務めたが、ノーバウンドで外角ギリギリに投げ込み、2人でガッチリ握手。バンテリンドームからは大きな拍手が起きた。

 試合前には井端監督とも言葉を交わした。「久しぶりでしたね、ベンチの中で井端さんと会うというのは。やっぱりずっと長年、一緒に二遊間組んできましたから、懐かしい感じが今日はしました。疲れもあるでしょうからちょっと甘いものでも食べてくださいという話を。差し入れしておきますと(話した)」と生チョコを差し入れたことも明かした。

 「去年、秋のアジチャン(アジアチャンピオンシップ)が終わった時にだいぶやせられていたので、これだけのプレッシャーの中でやっているんだなというのを感じた。相当なプレッシャーがあると思います。僕も選手でユニホームを着たことありますけど、全日本ということで選手とは違う、また多方面にプレッシャーを感じるでしょうから、その中でやっていかないといけない。結果はどうなっていくかわかりませんけど、必死に勝ちにいくと思いますからしっかり応援したいと思います」と井端監督を思いやった上で、若手選手には「ものすごく良い経験になると思います、この大会が。いろんな緊張もあるでしょうけど、とにかく思い切って野球をやってこれからの自分の野球人生のためにも一回りも二回りも大きくなれる舞台だと思いますから、思い切って頑張ってほしいです」とエールを送った。

 プレミア12は、1次ラウンドは6チームずつ2組に分かれ、各組上位2チームがスーパーラウンドに進出する。日本はB組に入り、13日にバンテリンドームでオーストラリアと初戦を迎える。2戦目以降は台湾で行われ、21日からのスーパーラウンド、3位決定戦、決勝は東京ドームで行われる。

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