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アメフト関学大 完敗の大村和輝監督は「全力」を強調「特別なことをするだけが…」

スポニチアネックス / 2024年11月10日 19時7分

<関学大・立命大>両校優勝となり、トロフィーを手にする関学大・永井(左)と立命大・山嵜の両主将(撮影・北條 貴史)

 ◇関西学生アメリカンフットボール1部リーグ 最終節 関学大14ー24立命大(2024年11月10日 万博記念競技場)

 一度もリードを奪えないまま、関学大はゲームーオーバーのホイッスルを聞いた。167ー412の獲得ヤードが示すように、王者らしからぬ試合内容。大村和輝監督も「ODK(オフェンス、ディフェンス、キッキング)ともに完敗じゃないでしょうか」と悪びれず、敗戦を受け入れた。

 前節の関大戦で負傷退場したQB星野秀太(3年)や、主力RBの澤井尋(4年)がメンバー外。スターターに1年生が4人並び、最後までベーシックなプレーで戦った。「特別なことをしなかったように感じたが…」の問いに対し、指揮官は変わらぬスタンスを強調した。

 「最後はファンダメンタルで決まると思っているので。そこがまだ足りていないのを実感しました。準備に関してはちゃんとやれることをやろうということでやりました。特別なことをするだけが準備じゃないんで…」

 関西2位で全国へ進み、準々決勝では慶大(23日、神戸ユニバー)と対戦し、順当なら準決勝は昨年の甲子園ボウルで激突した法大(30日、えどりく)との再戦になる。

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