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清原和博氏が万感「よく頑張った」「こんなにも感動するとは」 長男・正吾の大学ラストゲームに胸熱く

スポニチアネックス / 2024年11月10日 21時1分

<早大・慶大>早大に勝利し清原正吾に手を振る和博氏(撮影・藤山 由理)

 ◇東京六大学野球秋季リーグ戦 慶大2―1早大(2024年11月10日 神宮)

 東京六大学野球の秋季リーグ戦を締めくくる早慶戦が行われ、慶大が2―1で早大を下し、2連勝で勝ち点を獲得した。

 10月24日のドラフトで指名漏れしていた慶大・清原正吾内野手(4年)は「4番・一塁」で先発出場。1点を追う4回に1死二塁から中前へ抜けるかという二塁内野安打を放ちチャンスを拡大。本間の右前同点打につなげた。清原は6回の二ゴロでは一塁へヘッドスライディングを見せるなど気迫をみせた。9回の最後の打席は空振り三振。4打数1安打に終わったが、試合は8回に勝ち越しに成功して逃げ切った。

 試合後、スタンドの応援席に向かってあいさつする際には、顔をクシャクシャにして涙をぬぐった清原は大学での全ての公式戦が終了。今季からウエスタン・リーグに参入したくふうハヤテなどが獲得を狙っている状況で、自身の進路について「本当にこの早稲田戦で2連勝することを考えてきたので、明日以降に自分と向き合って考えたいです。まだ腹に落として決めきれることがてきていない。(野球継続も含めて)本当に考えて決めたい」と語った。

 父・和博氏(57)が見守る中、男泣きで大学野球に別れを告げた。「僕自身だけでは4年間やってこられなかったと思う。みんなに対して“ありがとう”という気持ち。試合が終わった後に思いがこみ上げてきて泣いてしまいました」と話した。

 ネット裏で長男の大学ラストゲームを観戦した清原和博氏は「息子はつらいこと、苦しいことがたくさんあった中、よくここまで頑張ったと思います。伝統ある早慶戦では、両チームの魂こもった闘う姿に、胸を熱くし、自分の経験しなかった大学野球がこんなにも感動するとは思いませんでした」とコメントした。

 ◇清原 正吾(きよはら・しょうご)2002年(平14)8月23日生まれ、東京都出身の22歳。小3から「オール麻布」で野球を始め、中学はバレーボール部、慶応高ではアメリカンフットボール部でタイトエンドとして活躍。弟の勝児は慶応(神奈川)で昨夏の日本一に輝くなど2度の甲子園出場。1メートル86、90キロ。右投げ右打ち。

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