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侍ジャパン井端監督も自信「色々な戦い方ができる」 五十幡の足で追加点、犠打絡めダメ押し点

スポニチアネックス / 2024年11月10日 22時43分

<チェコ・日本>握手をかわす井端監督(左)とハジム監督(撮影・平嶋 理子)

 ◇強化試合 日本9―0チェコ(2024年11月10日 バンテリンD)

 「ラグザス presents 第3回 WBSCプレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」は10日、強化試合としてチェコと対戦し、9―0で勝利。9日の同戦に続く白星で強化試合を締めくくった。侍ジャパンは13日にオーストラリア戦(バンテリンドーム)でプレミア12の初戦を迎える。

 初回に4番に入った森下の右中間2ランで2点を先制。「とにかくランナーを返すことだけを考えて打席に入りました。少し泳ぎぎみでしたが、入ってくれてよかったです」と話す一発で主導権を握ったが、2回以降はチェコ投手陣からなかなか追加点を奪えなかった。

 そんな重苦しい雰囲気を振り払ったのが、代走の五十幡だった。7回、先頭の牧が左前打で出塁すると、井端監督は迷わず代走に五十幡を送った。五十幡は代打・源田の1ボールから左腕エルツォリのけん制で誘い出されたが、快速を飛ばして二塁セーフに(記録は二塁盗塁成功)。さらにカウント1―1からの3球目に三塁盗塁に成功し、源田の二ゴロで3点目が入った。

 8回には代打・佐野の中前打の後、途中出場の村林の投前への犠打で着実に二塁へ走者を送り、辰己の右越え二塁打、栗原の左前打などで6点を追加し、試合を決めた。

 投げては7投手の継投でわずか5安打に封じる無失点リレー。チェコから17三振を奪った。

 試合後のインタビューで井端監督は「2試合とも勝てたのは良かったなと思いますけど、これからが本番です。ある程度、強化試合2試合で試すことができたので良かったかなと思います」と語った。「ダブルプレーでチャンスがついえたところで、フォアボールで出てホームランですから、非常に助かりました。そのあとなかなか点を取れない中でバントをして点を取れたのは良かった」と収穫を口にした。

 代走の五十幡については「終盤のところで何とか1点をとりたいところで出て行って、盗塁をしてくれて。彼の持ち味は十分に発揮してくれたと思います」と称えた。

 さあいよいよ連覇をかけた大会を迎える。プレミア12は、1次ラウンドは6チームずつ2組に分かれ、各組上位2チームがスーパーラウンドに進出する。日本はB組に入り、13日にバンテリンドームでオーストラリアと初戦となる。2戦目以降は台湾で行われ、21日からのスーパーラウンド、3位決定戦、決勝は東京ドームで行われる。井端監督は「色々な戦い方ができるんじゃないかと思っていますので、28人全員で勝ちをつかみにいけたらと思います。自分のプロ野球生活をスタートした名古屋の地でプレミア12がスタートできるということは感謝の気持ちでいっぱい。ここでいい勢いをつけて世界一になれるように頑張っていきたいと思います」と力強く語った。

【プレミア12・日本の1次ラウンド試合日程】

<1次ラウンドB組>※試合時間はすべて日本時間19時

13日 オーストラリア戦(バンテリンD)

15日 韓国戦(台北D)

16日 台湾戦(台北D)

17日 キューバ戦(天母球場)

18日 ドミニカ共和国戦(天母球場)

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