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PK戦の末勝利の滝川二、前半11分から10人での死闘…我慢と葛藤の連続だった 高校サッカー兵庫決勝

スポニチアネックス / 2024年11月10日 23時17分

<滝川第二・AIE国際>イレブンから胴上げされる滝川第二の小森監督(撮影・長嶋 久樹) 

 第103回全国高校サッカー選手権の代表校を決める兵庫県決勝が10日、ユニバー記念競技場で行われ、PK戦の末に滝川第二がAIE国際を振り切った。

 新鋭と伝統校、我慢の100分間だった。前半11分、抜け出したAIE国際・池内を止めようと滝川第二・浜口がペナルティエリアの外でファウル。決定的な得点機会の阻止で一発退場となり早々に10人での勝負を余儀なくされた。

 「守備力のある加野を入れたので対応できるかなとは思ってたんですけど攻めがどうなるか少し不安だった」。ピッチのイレブンとともに小森監督も我慢と葛藤の連続だった。

 「5バックに変えて、とにかく猛攻を防ぎたかったが、どこかでシフトチェンジしたかった。ツートップにしようとか後ろを減らして前に人をかけようと何度も考えました」。それでも失点しないことを選択した。100分間の死闘の末、待っていたのはPK戦。ヒーローは竹本だ。AIE国際3人目・山内のキックを右に飛んで見事にストップ。派手なガッツポーズで喜んだ。

 「以前からAIEの試合を見ていて15番(山内)が左に蹴ってくるのは予想してました。チームでPK練習はかなりやって来たので自信はありました」。GKとしてサイズには恵まれないがビルドアップ能力が自慢だ。この日は後ろを固めるスタイルになってしまいビルドアップで見せることはお預け。89回大会では見事に冬の頂点に駆け上がった名門校。「ハンパない」と言う方ではなく今度は「ハンパない」と言われる活躍を期待したい。 (長嶋 久樹)

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