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阪神・来季は伝説ユニホームに 藤川新監督1年目の戦闘服は03年優勝時ほうふつさせるデザインに一新へ

スポニチアネックス / 2024年11月11日 4時1分

2001~2006年の阪神ユニホーム(藤川球児投手)

 阪神が2025年シーズンに着用するユニホームのデザインが一新されることが10日、分かった。

 球団創設90周年を迎える来季の戦闘服は「シンプル」「シック」がテーマ。今季までホーム用帽子のつばにあった黄色は消えて黒を基調とした配色となり、2リーグ制以降に優勝した年では球団歴代最高勝率・630を記録した03年当時のユニホームに似ているもよう。覇権奪回を狙う藤川球児新監督(44)の就任1年目は“最強の虎”で戦う。

 藤川新監督で臨むシーズンにふさわしい戦闘服だ。来季は球団創設90周年でもある。節目の一年を迎えるにあたってユニホームが一新されることが判明。関係者は伝統を意識したデザインに決まったことを明かした。

 「伝統を感じるようなもの。そういうデザインになります」

 詳細が明かされることはなかったが、今季までのユニホームからは一変する。今季まで着用していたホーム用は「伝統の縦縞」とチームカラーの「イエロー」を継続した。しかし、来季のホーム用帽子からはつばの黄色が消え、黒を基調に。ホーム用ユニホームも白を基調とした中に黒の縦縞があしらわれたシンプルかつシックなデザインになるもようで、早ければ年内にもお披露目される予定だ。

 新たに採用される配色のイメージは、星野仙一監督が率いた03年に着用していたユニホームだ。同年は圧倒的な強さで、7月8日には優勝マジック「49」が初点灯。最終的には87勝51敗2分けで9月15日に18年ぶりのセ・リーグ制覇を遂げた。2リーグ制以降のリーグ優勝年では球団歴代最高となる勝率・630を誇ったシーズンでもあった。ファンの希望は当時のような“最強の虎”だろう。

 その思いはチームとしても同じ。秋季安芸キャンプ初日の1日に新指揮官は、虎党が見守る中での歓迎セレモニーで2年ぶりのV奪回を誓った。「ここから17日まで精いっぱい選手たちとともに鍛えて、来シーズン、優勝を奪還できるように戦っていきます」。今季2位からの逆襲、そして常勝軍団形成に向けて鍛錬を重ねている。

 今季はホーム開幕となった4月2日からのDeNA3連戦限定で「チャンピオンユニホーム」を着用した。昨季の38年ぶり日本一を記念し、普段は黄色でなじみの「虎マーク」や「背番号」「タテジマ」のラインを全て金色にあしらった特別仕様。右袖には黄金の「セ・リーグ チャンピオン・エンブレム」も入った。それとは対照的に、王座奪回、そして90周年を迎える来季は、「シンプル&シック」で開幕を迎える。最強の戦闘服で歓喜のゴールまで戦い抜き、黄金期の到来へつなげる。

 ○…阪神の03年の勝率.630はセ・リーグで優勝した6度の中で最高。星野監督の2年目で、05年に並ぶ球団記録の87勝をマークした。なお、シーズン2位以下を含めると03年は2リーグ制以降2番目で、トップは52年の.664(79勝40敗1分け)。同年は巨人と3.5ゲーム差の2位だった。1リーグ時代を含めた球団最高勝率は38年春の.829(29勝6敗=優勝)でプロ野球記録。

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