国民・玉木代表の不倫報道 幹部が明かす裏事情「何をやってるんだと怒りました」 当の玉木氏の反応は

国民民主党の両院議員総会で自身の不倫報道について謝罪した玉木雄一郎代表（撮影・小田切　葉月）

　国民民主党の古川元久国対委員長が11日、BSフジ「BSフジLIVEプライムニュース」（月～金曜後8・00）に生出演し、一部週刊誌に不倫疑惑を報じられた国民民主党の玉木雄一郎代表（55）についてコメントした。

　玉木氏はこの日、「高松市観光大使」を務めるタレントの小泉みゆき（39）とホテルで密会していた疑惑などを報じられていた。報道を受けてこの日、会見を開き謝罪。同時に「しっかり仕事で返したい」と、議員辞職は否定した。榛葉賀津也幹事長は代表続投を支持した。この日行われた衆院の首相指名選挙では、28人の所属議員全員が玉木氏に投票したが、決選投票には進めなかった。

　大事な選挙当日に明るみに出たスキャンダル。古川氏は「私もこれを代表から聞いた時には、“何をやってるんだ”と怒りましたよ。こんな大事な時に…」と苦言を呈した。「これだけ期待して下さった皆さんに、“自分のプライベートな話でも党に影響がある。反省してもらわないといけない”と厳しく言いました」。玉木氏は「シュンとしおれてました」という。

　10月の衆院選で、議席4倍増の28議席と大躍進した直後の出来事。しかもこの日は、新人議員の初登院日だった。古川氏は「今日は新人議員も初登院で、かわいそうな時だった」としつつ、「ここは我々は何を目指して、今の今回の数をいただいたのはどういうことを期待しているのか。103万をはじめとする、手取りを増やす政策を実現するということですから、実現のためにどうすればいいか。党がちゃんと固まっていくこと」と訴えた。

　また「ただでさえ小さな党ですから、お互い足を引っ張っている余裕はありませんから、苦しくても党一丸となって政策実現を目指していくということは、みんなで確認した」と、報道を受けての党内でのやりとりを明かしていた。