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赤楚衛二 主演作は遺産相続専門の探偵役 原作者が脚本務める異例作 1月期日テレドラマ「相続探偵」

スポニチアネックス / 2024年11月12日 4時30分

「相続探偵」の原作書影(左、(C)西荻弓絵・幾田羊/講談社)と主人公を演じる赤楚衛二

 俳優の赤楚衛二(30)が来年1月期の日本テレビドラマ「相続探偵」(土曜後9・00)に主演する。元弁護士でワケありの経歴を持つ遺産相続専門の探偵役。相続問題のトラブルや謎をコミカルに時に大真面目に解き明かしていく。

 原作は西荻弓絵氏作、幾田羊氏作画で「イブニング」(講談社)に2021年から連載された同名人気漫画。昨年2月のイブニング休刊の影響もあってか、伏線などが全て回収されずに連載が終了したとみられ、読者から惜しむ声が相次いだ。しかし、今回の実写化で待望の“未完部分”がドラマオリジナルで展開されそうだ。赤楚も「漫画では描かれなかった主人公の過去にも迫り物語が進むにつれて人物像が明かされていくストーリー展開も見どころ」とアピールした。

 また、大きな注目は脚本を原作者が務めること。西荻氏はTBS「SPEC」シリーズやテレビ朝日「民王」など大ヒット作の脚本を手がけたことでも知られる。今作のドラマ化に当たって「当初から自ら脚本を書きたいというひそかな野望がありまして、それがかなった次第です」と気合十分だ。

 同局の“原作もの”のドラマ化を巡っては、昨年10月期の「セクシー田中さん」で原作者と脚本家のすれ違いが生じ問題となった。今作のように「最初から漫画の原作者が実写ドラマの脚本を担当することは異例」(民放関係者)だが、原作者の思い描く世界観が忠実に映像化される作品となりそうだ。

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