1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【二所ノ関親方 視点】初日を反省した大の里 自分の相撲取り戻せた

スポニチアネックス / 2024年11月12日 4時34分

王鵬(左)を押し倒しで下した大の里(撮影・成瀬 徹)  

 ◇大相撲九州場所 2日目(2024年11月11日 福岡国際センター)

 3大関が上々の滑り出しとなりました。大の里は前日の反省を生かしたような勝ちっぷり。初日は立ち合いで踏み込めずもろ差しを許しましたが、王鵬戦は自分のペースで立つことができました。相手が肩透かしで揺さぶってきたところにも反応するなど、足の運びも良かった。落ち着いていたし、いい相撲でした。

 初日は硬さもあったとはいえ、相手の平戸海にうまく取られました。それでも苦しい流れの中で勝ちを拾った。それが王鵬戦の会心の内容につながったと思います。優勝した先場所も、初日の逆転勝利で一気に流れに乗りました。今場所も調子を上げていくことを期待しています。

 琴桜と豊昇龍もいい稽古ができている印象を受けました。琴桜はここ何場所にはなかった体の張りが目立っており、豊昇龍も圧力のある若元春に先手先手で攻めるなど、調子の良さを感じさせました。横綱不在の場所だからこそ大関陣が締めないと盛り上がりません。このまま3人が全勝で折り返す展開を期待したいところです。(元横綱・稀勢の里)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください