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早大・小宮山監督 中2日で完封の伊藤「素晴らしい」 明治神宮大会で青学大にリベンジだ

スポニチアネックス / 2024年11月12日 16時20分

東京六大学野球<早大・明大>優勝し歓喜の早大ナイン(撮影・木村 揚輔)

 ◇東京六大学野球秋季リーグ優勝決定戦 早大-明大(2024年11月12日 神宮)

 東京六大学野球秋季リーグ戦は12日、神宮で優勝決定戦が行われ、早大が明大を4-0で下して2季連続の優勝を飾った。リーグ最多記録を更新する48度目の制覇となった。

 両大学による優勝決定戦は1948年以来76年ぶり。

 早慶戦に連敗して迎えた決定戦。来秋ドラフト候補の伊藤樹(3年)が3安打完封の好投。打線も2桁10安打とかみ合った。

 春秋連覇を達成し、小宮山悟監督は「おかげさまで無事優勝することができた。ありがとうございました。選手を信じて送り出した。見事な試合だった」と万感の表情。

 好投した伊藤については「できれば土曜日にこの投球を見たかった」と苦笑しながらも「中2日で厳しい状況ながら素晴らしいピッチングをしてくれた」と称えた。

 スタメンで起用した中村敢(4年)が先制タイムリーと采配が的中。「本来なら左を並べてということだったが…明治さんは左が先発してくるだろうと。ただ、梅村があまり調子良くなくて、敢晴でいこうと。金森さん含めて大人のコーチ陣で決めた。見事に期待に応えてくれた。ちょっとサインミスがあったので説教しますけれど」と振り返った。

 春から打撃陣が好調だった今年。「早慶戦も、と思ったが、そうは問屋がおろさない。でも、しっかり準備してくれたので安心して臨めた」とし、リーグ戦全日程を終えて「ここにいる4年、スタンドにいる4年生よく頑張った。六大学全員が同じ志の中でグラウンドに立っている。素晴らしい仲間たちと良い試合ができてよかった」と述べた。

 20日からは東京六大学の代表として明治神宮大会に出場する。「春は六大学の代表としてなんとか選手権を、という気持ちで臨んだが青山学院にやられた」とし、「また東都も青学さんが出て来ますので。今度こそは決勝で倒して日本一になりたい」と青学大に敗れて準優勝に終わった全日本大学選手権のリベンジを誓った。

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